クラブツーリズム株式会社と連携し、本学学生が大阪・関西万博をご案内!

大阪・関西万博
2025.04.24

中高年層からの信頼とリピーターが多いことで知られる「クラブツーリズム株式会社」(本社:東京都江東区、代表取締役社長:酒井博 氏)は、2025年4月15日(火)より、コース番号28801「地元の観光大学生が会場までの移動をサポート 入場チケット2日分・2日目1パビリオン付き 大阪・関西万博 3日間」を同社サイトなどで販売開始いたしました。 また、同社が毎月発行しクラブツーリズム会員約60万世帯に配布されている「旅の友」誌上では、4月15日発行の首都圏版(1都6県版/東京・神奈川・埼玉・千葉・栃木・茨城・群馬)臨時創刊号の40ページに掲載されております。 このツアーの2日目朝の移動では、本学3年生・4年生の山本ゼミ所属学生(約20名)が交代で、「もっと大阪を楽しんで頂く」ことを目標にツアー客の移動をサポートします。 すでに観光業界誌の「旅行新聞」「観光経済新聞」では、この新しい取り組みがプレスリリース直後に、記事として紹介されております。

< 旅行新聞 2025/4/7 リンク>

< 観光経済新聞 2025/4/8 リンク>

■実証①■2024年12月11日(水)、大阪市内の電車での団体移動の安全性と実現可能性を検証昨年2024年12月11日(水)に、翌年の当 大阪・関西万博ツアー参加者との混雑する朝の地下鉄移動を見据え、同ツアー予定人数よりも人数が多く、乗換回数も多いながらも、参加者特性を把握する複数の高校教員が同行する「東京からの修学旅行生の電車移動」を、主催旅行会社と高校のご協力のもと、「大阪市内における電車での団体観光客の移動サポート」の実証を行っています。ホーム上の安全確保方法、車両ドア数に対する乗車位置の団体内の事前振分、乗換駅の事前周知の方法など、旅行社・高校サイドと綿密に打ち合わせを行い実施いたしました。 当時参加した山本ゼミ生と担当教員は、お帰りの新幹線ホームで車内から手を振ってくれる高校生の顔を見て、一般ツアーへの応用と成功を確信、クラブツーリズム社との交渉とツアー造成を進めました。

■実証②■4月13日(日)大阪・関西万博初日は、新3年生+新4年生 ゼミ生全員20名で見学取材未知のイベントということもあり、ゼミ生本人たちが楽しみたいという思いが非常に強かったと想像できますが、彼らのMISSIONは「ツアーのお客様に、先行して体験してきた大阪・関西万博のおススメや注意点を、地下鉄移動の間に伝えるため」の取材となりました。 観光に携わる者として、個人の感想に留まらない、案内するためのいわば「下見」取材。「誰に対して」「どう伝えるか」などを大きく意識し、この日の取材レポートは主催旅行会社に提出しており、同社内の他万博ツアーの添乗員にも共有されることになっています。

■実証③■4月21日(月)は、ツアーが動く「同じ曜日」「同じ時刻」に地下鉄移動を検証通常時より乗換ルートの変更など、イレギュラーが多いと予想される大阪・関西万博開催期間において、ご案内する天王寺地区のホテルから、万博最寄りの夢洲駅までの地下鉄移動は、より入念な下見が必要です。同日もゼミ生全員で、移動ルートのホーム上の安全確保方法、車両ドア数に対する乗車位置の団体内の事前振分、乗換駅の事前周知の方法などを確認して参ります。

国際イベント「大阪・関西万博」は、日本中・全世界から大阪に観光客が集まる、これからの観光業を担う学生にとって千載一遇のチャンスとなります。 同社ツアー客に対する「学生万博マイスター」の活動は、山本ゼミの授業の一環であり、学生には「観光ビジネスの理解」と「リアルな旅行客との接点」の絶好の好機と捉えています。 クラブツーリズム出身でもある本学の山本准教授は、「AI に置き換えられない観光スキルとは、アドリブ対応力をベースにした雑談力と情報提供力にあると考える」とし、「それらを融合させた観光客満足の獲得と、教室では到底できない現場での実践によって、観光業界を目指す学生たちが大きく育つ機会になれば嬉しい」と語っています。

<発信元> 観光学部

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