受講期間 | 11月~12月の2か月 |
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定 員 | 40 名(最少催行人員15名) |
受講料 | 22,000円(税込み)※応募者多数の場合、追加設定可能 |
時間 | 12時間 2時間(研修90分+予復習30分)×6回 |
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受講期間 | 11/6~12/11 毎週木曜18:30~20:00 |
回 | 第1回 |
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月日 | 11月6日 (木) |
講義タイトル | 観光地経営の必要性 |
区分 | ①観光地経営戦略 |
講義内容 | 観光立国ニッポンの重要性、日本の観光業の変遷からインバウンド観光市場の特性と地域観光における観光地経営の必要性を解説する。 「観光地域づくり法人の登録制度に関するガイドライン」より第1「背景」、第2「目的」、第3「使命」、第4「役割」、第5「関係者の役割分担と連携」そして第6「登録要件、更新登録要件および登録のフロー」を解説する。 特に観光地域づくり法人の理事長の経験をもとに、国内外の事例を紹介しながらわかりやすく解説する。加えて観光地経営に必要な戦略策定の基本的な考え方と手法について理解する。 講義は一方的な講義だけではなく、グループワーク、受講生からの質疑応答も含めたスタイルで行う。 |
講師名 | 小野田金司 |
回 | 第2回 |
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月日 | 11/13(木) |
講義タイトル | 持続可能な観光 |
区分 | ②現代の観光地経営の動向 |
講義内容 | 「観光地域づくり法人の登録制度に関するガイドライン」の第3「観光地域づくり法人の使命」でもある持続可能な観光地域づくりをテーマに講義は展開する。 「責任ある観光」の考え方を具体的にまとめたUNTourismの世界観光倫理憲章に基づいて、観光者、地域社会、観光業界などすべての関係者が守るべき規範を解説する。また、持続可能な観光の歴史的背景や基本的な枠組みを振り返った後、実現するための世界的な取組みを紹介。 持続可能な観光を推進する上で、国際基準に則った世界に通用する取り組み、国際認証団体グリーン・ディスティネーションズ、日本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS-D)、UNTourismの「ベスト・ツーリズム・ビレッジ」としての認証などの解説も行う。講義は一方的な講義だけではなく、グループワーク、受講生からの質疑応答も含めたスタイルで行う。 |
講師名 | 小槻文洋 |
回 | 第3回 |
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月日 | 11/20(木) |
講義タイトル | 観光地づくり法人の組織づくり |
区分 | ③観光地経営組織マネジメント |
講義内容 | 観光地域マネジメントに必要なリーダーシップ、組織づくり、危機管理の考え方、一般社団法人、株式会社など法人別に異なる意思決定プロセスや合意形成などをDMOの経営実践者より全国各地の多様な事例とともに講義する。 「観光地域づくり法人の登録制度に関するガイドライン」より第5「関係者の役割分担と連携」そして第6「登録要件、更新登録要件および登録のフロー」を解説する。特に観光地域づくり法人の理事長の経験をもとに、国内外の事例を紹介しながらわかりやすく解説する。加えて観光地経営に必要な戦略策定の基本的な考え方と手法について理解する。講義は一方的な講義だけではなく、グループワーク、受講生からの質疑応答も含めたスタイルで行う。 |
講師名 | 小野田金司 |
回 | 第4回 |
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月日 | 11/27(木) |
講義タイトル | 高付加価値観光に向かうマインド形成 |
区分 | ⑥観光地経営のアントレプレナーシップと事業開発 |
講義内容 |
観光地経営においてインバウンド富裕層を対象とした高付加価値化で成功している事例が増加している。観光業界は高付加価値化が急務。事業者は具体的施策を通じ期待に応えねばならない。富裕層顧客が期待するサービスにおいて日本のホスピタリティを理解する必要がある。 また起業家や観光地域づくり法人がローカルツーリズムプロデューサーとして地域全体の活性化を牽引することが期待される中、地域の価値を上げていく重要な役割を果たすマインド形成を中心に事例も含めて講義を展開する。多様な魅力提供、地元の魅力を伝えられる仲介者が不可欠。共通理解を深め、他者の視点を取り入れながら進める。講義は一方的な講義だけではなく、グループワーク、受講生からの質疑応答も含めたスタイルで行う。 |
講師名 | 阿部佳 |
回 | 第5回 |
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月日 | 12/4(木) |
講義タイトル | 国内外の観光動向と観光政策 |
区分 | ②現代の観光地経営の動向 |
講義内容 |
現代の観光地経営の動向はブームではなく、トレンドとして時代の動きや潮流、流行を指している。観光トレンドを把握することで事業を進めやすくし、併せて政府による政策、規制になり行政予算がつくと、補助金や銀行融資への提案が通りやすくなる。Google Trendsを利用しながら、急成長する日本の観光、直近目標には、インバウンド需要増、連泊促進、持続可能な観光、国内旅行増も含め国内外の観光動向と政府の観光政策を理解する。人口減少、オーバーツーリズムなどの課題、若年層観光客の変化、インド市場、未来戦略やデジタル化について事例を含めて講義を展開する。 講義は一方的な講義だけではなく、グループワーク、受講生からの質疑応答も含めたスタイルで行う。 |
講師名 | 村山慶輔 |
回 | 第6回 |
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月日 | 12/11(木) |
講義タイトル | ディスティネーションブランディング |
区分 | ①観光地経営戦略 |
講義内容 |
一般社団法人雪国観光圏は、「観光圏の整備による観光客の来訪及び滞在の促進に関する法律」に基づき、新潟県南部の魚沼地域及び群馬県、長野県の県境を接する地域「魚沼市、南魚沼市、湯沢町、十日町市、津南町、みなかみ町、栄村」の7市町村を圏域として一体的な観光圏で新たな展開をすることにより地域活性化を目指している。2017年11月28日観光庁より日本版DMO(地域連携DMO)として正式登録認可を受けている。 3県、7市町村にまたがる観光地のブランディング形成のプロセス、ハード事業、ソフト事業などの展開の意思決定方法など、雪国文化の地としてブランド化に取り組んだ雪国観光圏の観光地経営戦略とそのマネジメント手法を講義する。 講義は一方的な講義だけではなく、グループワーク、受講生からの質疑応答も含めたスタイルで行う。 |
講師名 | 井口智裕 |
名称 | 観光地域づくり法人(DMO)に向けた観光DX |
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時間 | 7.5時間 |
本講座は令和5年度に観光庁が公表した観光地経営人材のガイドラインに準拠したプログラムで求められる知識・技能を以下の6つの科目に整理されています。
①観光地経営戦略 | 観光地経営戦略の策定に関する手法・経営の基礎的理解 |
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②現代の観光地経営の動向 | グローバルな視点も含めた観光地経営を取り巻く状況の理解 |
③観光地経営組織マネジメント | 関係者との関係構築・組織運営のためのマネジメント手法 |
④観光地マーケティング | データ・統計分析に基づくマーケティング手法 |
⑤地域観光のイノベーションと観光戦略 | デザイン思考、観光DXについての理解、必要なIT活用手法 |
⑥観光地経営のアントレプレナーシップと事業開発 | 価値創出等の実現に向けた総合実践力 |